みんながいろんな目標を持って生きていると思います。
それを実現できる人が増えることが一番望ましいのですが、残念ながらそれを実現できなかった人も多く見てきました。
「大きな夢を持ち、小さな目標をひとつひとつこなしていくことでその夢に到達するんです。」とウインブルドン大会にも出場したことがある女性テニスプレーヤーさんが言っていました。
そういった時の目標っていったい何なんでしょう？
それは決して「自分の現状のペースを積み上げていく」ことではありません。
常に自分の現状のペースの少しだけ上を見て設定するのが目標ということでしょう。

個性を重要視する時代になり、自分のペースでしか生きれない人が増えています。
そこで出てくるのが1.01と0.99の法則
仮に自分の状態を1で表した場合に、1.01という努力（1%の向上）を積み重ねると１年後には、1.01の365乗=37.7834
約37.8という結果になり、元の1よりだいぶ大きな値になります。
逆に さぼり続けて0.99（1%の低下）を積み重ねると1年後には、0.99の365乗=0.02551という結果になり、元の1よりも小さな値になってしまいます。
1.01と0.99ではわずか0.02と1000分の2しか違わないのに大きな違いが出てきてしまいます。

もし、自分のペースを崩さすに生きていきたいという人でもこれだけのことを意識するのとしないのでは大きな違いになると思います。

オフィスシオンでは「スタッフひとりひとりが輝けるように」と常に動いています。その基本はこういった小さなことの積み上げということでしょうね。