コラム

昭和の日(昭和天皇誕生日)

今日は「昭和の日」です
最近は「昭和時代」と呼ぶ人も出てきていますが、私も当然のことながら昭和生まれ。
そして平成の30年が終わって、令和の元号になりました。
自分の人生の中では平成の世に生きていた時間が一番長かったということです。
それでも昭和のころから葬儀屋をしています。
昭和のころの葬儀を思い出すと半ば「葬具店」といった要素が強くて、葬具の販売業でした。そしてもうひとつが祭壇飾屋さん。「いかに日常の生活空間を葬儀という儀式空間に変えることができるか?」という技術が問われていました。
平成に入って葬儀会館ビジネスモデルが全国に広がり、祭壇設営屋さんではなく施設産業・サービス業へと変わっていきました。これが葬儀会館ビジネスモデルです。
そういう平成の時代の葬儀会館ビジネスモデルという葬儀の上面だけを見ていると、なかなかこの先は読めないでしょうが、その時々に身を置いて自分自身でいろいろと考え考え抜いた過去の私の体験は、この先の葬祭業界いや供養産業全体がどのように変わっていくのかをある程度想像するのには大変役に立っています。
この15年間オフィスシオンは「家族葬」をキーワードにやってこれましたが、次に何をしていくのかということについても察知して動き始めました。
これは「家族葬」を広げていった最初の段階で葬祭業界から非難ごうごうだったときよりも集中砲火を浴びることになるかもしれません。
まあ、セレモニーサービス業はすでに終わってしまっているので、その先をキッチリと見据えないといけないということなんでしょうね。
そして葬祭業とか供養産業の易不易をもう一度見直して、今こそやり方ではなくあり方をしっかりと持つべきときだと考えています。
昭和の日は朝から日本国旗を掲揚し、 「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧(かえり)み、国の将来に思いをいたす」 という作業をしています。

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