コラム

まずは親が、社長が変わる

「子は親の姿を映す鏡」とかよく言いますね。本当のことだと思います。顔かたちが似ているのは当然のことながら、身振りや癖や話し方までよく似ているものです。先日のセミナーでは講師の人が「人間は王子皇女で生まれて、魔女に育てられて、カエルになる」と言っていました。

実際うちのスタッフの娘も一緒に働いているのですが、20年前のうちのスタッフによく似てきました。うちでみーちゃんという猫を飼っているんですが、極端なほどの怖がりなので他所の人がきた瞬間に隠れ(ピンポーンのチャイムがなった瞬間)、もう12年も住んでいるのに見た人はほとんどいません。そのうちの人見知りがキツイ猫のみーちゃんですら、娘には騙されてしまって気づくのが遅れるという状況です。だからそっくりなんでしょうね。

そしてそのスタッフのの母親(スタッフの娘から見れば祖母)までも「ふたりとも全く一緒やわ」と言っています。中学校の頃には原付に色を塗ってみたり、ヤンチャなところも一緒やったけど、仕事に対しての今の取組み方も、ちょっとした仕草も同じらしいです。身内からもそう言われるほど親子って似てくるんですね。

子供のことでいろいろと悩んだりしている時にはまず親が態度を変えることによって子供が大きく変わるということが実例でわかる話です。

騙されたと思って自分の日頃の態度を大きく変えてみてはいかがでしょうか?

そして会社で社長にとって社員は子供と同じです。「社員がどうのこうの」という不満を世間の社長さんからよく聞きます。そんな時には社長が態度を変えてみるというのがオススメの方法です。私は断酒を初めてそろそろ100日、また自分から「イ」(それも二点イ)の声で朝の挨拶をするように意識し始めてから少し社内の雰囲気も変わってきているように思います。

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