コラム

エンディング産業のイベントに参加して

一昨日東京のビックサイトで行なわれていた供養産業の展示会に行ってきました。毎年このぐらいの時に行なわれているので、フェイスブックの過去の思い出にも出てきたりしています。
葬祭業界にはもうひとつ毎年6月に横浜で行なわれる展示会もあります。こちらの方が歴史はずっと古いんですが、なにせ供養産業のうちの葬祭業に特化しているので展示ブースは限られてしまっています。

さてこのふたつの展示会を比べてどう思う?という話ですが、まあ二つ並べて書いたからにはちょっとだけふれておきます。
ビックサイトのエンディング産業展は供養産業である葬祭業、石材霊園業、仏壇業、お寺の全てが参加しますので葬祭業の方が勉強するにはいいところです。前にも書きましたがこの4つの業界がボーダレス化をはじめていますので、お互いに手前に事後に入っていくためにはうってつけの展示会だと思います。だからお客として行くのであればこちらがお勧めです。
ただし業界が多いので当然出展業者も多くなり、見て回るには相当な体力が必要となってきますね。また奈良に帰ってきてから業界の人と話していると「そんなブースってあったかなぁ?」というのもよくある話です。
ではパシフィコ横浜のフューネラルビジネスフェアについてはというと、出展内容が主に葬祭業に特化しているので我々葬祭業者にとっては必要なものだけが揃っているという感じで集中していろんなものを見て回ることができます。この半年以内に葬儀会館をなどとお考えの場合には特化しているところで検討すればいいということになります。
出展業者さんにとってもこの半年1年の今すぐ客の葬儀社をキャッチしやすいのはこちらの方でしょうね。買う気もない葬祭業以外の人にも説明しなくてはいけないというのは相当なスタッフの疲労というリスクがありますからね。

もうひとつ展示内容より大切なことがあります。それはセミナー等の講演会です。そこに関してはいろんな方々との関係もありますのでどちらがどうかというのは控えさせていただきますが、両方ともに展示会をメインに行くよりもセミナー受講をメインに参加する心構えが一番大切だとだけ書いておきます。

ここで本題。このような展示会に参加していつも思うことがあります。
それは「業界の将来を本当に見据えようとしているのか?」ということですね。なんか目先の売り上げをあげるために商品を開発しているような物品屋さん、あたかもすぐにでも葬儀が獲得できそうなことを言っているコンサル系の会社。こんなところが多すぎです。
そんなことだけで葬儀社経営が順調にいくのであれば誰だって葬儀社をしていますよ。と言ってやりたい気分です。特に関西なんかは「あんこあがり」「やめベル」などと呼ばれるぽっと出の葬儀社がゴロゴロいるわけですから。そしてその90%以上は数年で消えてなくなっているわけですからね。
私がコンサル会社のコンサルしてあげましょうか?と言いたくなるぐらいのレベルの企画を平気でみんなに紹介している姿を見ると本当に残念で仕方がありません。
今回もカテゴリー葬儀社の名札をつけていたのでそういう会社に何社も呼び止められましたが、本当にこれって大丈夫?という方々がほとんどでした。もう少しまともな話はないもんでしょうかね。こういう展示会に行って「目から鱗が落ちたわ」と言わせていただけるようなものが・・・。
まあ私の見方が穿ってしまっているのかもしれませんから、そちらも差し引いてこれぐらいで終えておきます。

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