コラム

経営者感覚を持つこと

働き方改革が叫ばれていますが、マスコミは「働かない改革」みたいなことをずっと言い続けています。やれ休みの事、時短の事などが話の中心になってきていますよね。しかしそれに騙されてしまうと10年~30年後の自分が危うくなると早目に気づいていただきたいものです。
この改革ではダブルワークもOKということがあります。テレワークで出社せずに自宅で仕事をすることも推進されています。そういったことも含めて考えていくと「働きたいものは自ら求めてどんどんと働いてもらおう」「家庭の事情や精神状態(ひきこもりなど)を盾に出勤できなかった人にも自宅で働いてもらおう」という、どんどんと仕事をしてもらうための改革がこの改革です。
一昔前のサラリーマンの終身雇用はとっくに破たんしていて、ひとりひとりの能力で雇用関係が生まれてくるというものなので、働く側の資質が求められてしまいます。

そんな中、一番大事な資質ってなんでしょうか?
それは「経営者感覚を持つ」ということ他なりません。
一昔前の終身雇用時代のサラリーマンが持っていた「寄らば大樹の陰」的な発想ではどこの会社でも勤まらない時代がやってくるのです。
たとえサラリーマンであっても一国一城の主として、ひとりひとりが自分の会社のオーナーであることをしっかりと認識して働いていかないと10~30年先には仕事をくれるところなんかなくなってしますのです。

昔はホワイトカラーとブルーカラーに区別されることがありました。しかし、今ではそこにゴールドカラーと言って、将来はその会社を背負っていく人が存在します。そしてそのようなゴールドカラーの人たちはたとえ大企業であってもお盆もお正月もゴールデンウイークも仕事の事をしたり考えたりしています。
単なるサラリーマンではなくてそういう発想をもって勤めていないとこれから先やっていけなくなるということです。

たとえ大企業のサラリーマンであっても経営者感覚が必要です。

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