「何のために生まれてきたん?」とたずねられて即答できる人はどれくらいいるんだろう?
人それぞれ価値観が違うわけですから、その質問に対しても答えは違って当たり前です。
けど、即答できない人ってどうなん?と思ってしまいますね。
幼いころから学校とかではそういうことは教えてくれないので、いつの時にか自分で気付き自分で見つけなくてはいけないものです。
自分がやっているすべてのこと、仕事から遊びから、細かいところで言うと自律神経が心臓を動かしたり呼吸をしたりするところまで、キチンと「何のために」が定まっているとそっちの方向に常に動いていくものです。
そういう自分の価値観やゴールを設定できると世の中の見えてくるものも大きく違ってきます。小学校6年生の孫に夏休みが始まった時に「夏休み中にそれを考えよ」と言っておきました。奈良市はエアコンがついたので夏休みは明日25日までです。さて考えてあるのかなぁ?
ウサギとカメの話を出しました。「なんでウサギは負けてカメが勝ったん?」ときいてみたら、案の定「ウサギが寝ていたから」というよくある上辺だけの答えが返ってきました。
「ウサギはカメを見ていたんやけど、カメはゴールを見ていたんやに」と教えておきました。ゴールの設定というものが非常に重要であるということを。
学校で教えてもらえないことは家庭でキチンと教えていかなくてはなりません。ところがそれもできていない子供が非常に多くて結局は就職してから会社で教えてもらうという状況になってしまっている人がここ最近は多すぎます。
自分が何のために生きているのか?この答えが見つかっていない大人の方、きっと仕事をするよりも重要なことなので会社を休んででも見つけることから始めてみてはいかがでしょうか?
葬儀供養・超高齢社会・デスケアの過去・現在・未来を読み解くコラム
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