30代の未婚の女性と話していたら「顔がいい」とか「顔が悪い」とかいう話がありました。どうも顔のカタチや目鼻口などの部品のカタチや大きさを言っているらしい様子でした。自分の理想の相手は「〇〇の××みたいな感じです」(なんかテレビに出ている人のことらしい)という話でした。
まあそれは人それぞれの好みの問題ですからどうでもいいことなんでしょうけど、もうひとつ厄介な問題があります。どうも早く結婚をしたいらしいんです。
そして「顔さえよければどんな人でもいい」とまで言っていました。
こうなるともう手の付けれない状態です。
そもそも結婚する相手に顔を第一優先どころかそれしかない条件を付けていることがおかしい。結婚なんて顔でするものではないと話しておきました。そして「毎日毎日同じ顔を見ていたらそのうちいい顔に見えて来るよ」と教えておきました。あんまり響かなかったので「自分の顔は毎日毎日『鏡』という魔法の宝物を使って左右対称であるにしてもみているやろ」と言っておきました。
ほとんどの人間が子供のころから鏡で自分の顔を見ているので見慣れてしまって「自分の顔はまあまあいけている」と思っているという実験調査結果が出ています。
実は自分の顔って一生かけても自分では見れないようにできているのです。鏡とかガラスとか車のピラーとかを使って左右反対になっている自分の顔しか見れないのです。
よく「私写真写りが悪いんです」という人がいますが、それはいつも見慣れている左右反対の自分の顔ではなく、本当の自分の顔が写っているのが写真だからです。だから写真写りが悪いと思っている人は実は本当の自分の顔が悪いことに気が付いていない恐れがあります。
そこまではわかっていたんですが、今勉強している会で講演を聴きました。新たな考え方です。「自分の顔は相手のためにあると考えなさい」というお話でした。自分の顔を見て相手がどう感じるのか?
ニコニコとした笑顔で接するのと、ブスッとした怖い顔で接するのと、相手にとってはどっちがいいんだろうと考えてみれば答えは簡単ですよね。
私は社内ではどちらかというと鬼軍曹のような顔をしていました。きっと・・・。
だからもっと顔一つで相手に対して良い思いをしてもらえるのであればニコニコとすると決めました。だから毎日数回チェックを入れています。けどまだまだ自分でもぎこちなく感じます。
しばらくの間はぎこちないと思いますが、わかってやってください。
葬儀供養・超高齢社会・デスケアの過去・現在・未来を読み解くコラム
コラム
コメント
コメント (0)
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。