運送事業をしているといろんな指導によって運転する人は研修をうけなくてはなりません。先日は三重県まで行って勉強してきましたが、それは実に楽しい一日でした。ビデオを見せてもらったり、車の模型を使っての事故の分析をしてみたり、シュミレーターみたいなゲームセンターにある車のゲーム機みたいなのでいろんなテストをしてみたり、視力検査をしてみたり、性格診断をしてみたり。
あっという間に一日が過ぎていきました。
その人その人の運転のくせとか弱点とかを知ることができてすごくためになりましたのでぜひ皆さんもお受けすることをお勧めします。
さて、その中でひしひしと感じたこと。それは「動体視力」の低下です。普通に眼鏡屋さんで視力を計っても「動体視力」なんて計ることはまずありませんよね。0.7以上見えていたら免許証はもらえます。
けど、車も人も常に動いているのだから、本当に重要なのは「動体視力」だということです。
イチロー選手などバッターの視力はこの「動体視力」が大切と言われています。野球選手が「目がいい」と言われるのが「動体視力」の良さだと言われています。
私の診断結果は「やや劣っています」という部類でした。57歳にもなるとやっぱり若いころと違って劣ってくるものですね。
この私でも結果でちゃんと出ているし自分でも納得できるのですから高齢者ドライバーであればなおの事でしょう。
その他のいろんなテストもやはり年齢並みの結果が出ていました。「やや劣っています」という結果です。
良かったのは運転免許証を取るときにみんなが受ける100問の試験。その試験は91点で受講した人の中では最高得点。まあ学科についてはちょくちょく安全運転管理者講習を受けていたことや毎月届くJAFメイトで常に勉強させていただいているのでクリアできていました。
平成25年に運転免許証は返納してしまって別になんの不自由もない私ですが、こんなことをしていると「やっぱりもう一度運転免許証を取得するだけしてみようかなぁ」などと思い始めてしまいました。昨日のコラムで「欲しい車はない」と書きましたが、車の前に運転免許証が欲しくなってしまったのかも・・・?
「やや劣っている」という言葉をキチンと理解できれば安全運転をより心がけることができると考えて運転免許証をもう一度取りに行くことにします。
葬儀供養・超高齢社会・デスケアの過去・現在・未来を読み解くコラム
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